『Endless Tiara Waltz*』に書き綴られた言葉達



おいで、愛しの

オールドローズにニューヨークで逢おう

それを愛と呼んでほしいの

お月さまをはんぶんこにする二人の熱帯夜

花火のイディオムパラレルリズム



パステルカラーの妖精は 真夏の夜の夢に落つ

歌う声がある、踊る足がある、あなたを見つめる瞳がある。

ひとりで観る夢はシネマ・ピカデリィ

会えるって願ってる 逢えるって知ってる

ノイズのあいだの輝きはまぶしい



しょーがないよ俺は俺しか見えないよ

あなたに触れたい、この膜を超えてまでも

「モノクロームの世界はスローモーションでした」
少なくとも、私の目にはそう映っていました

幸せにならなきゃ許さない 幸せになっても許さない
(要はそうやってしか君を愛せない僕を許してほしいわけで)

Hide-and-Seek with White and Bright.



溺れ死ぬバニラアイスの受難

嵐の後のオレンジ・プリズム

ドーナツ粉砂糖の真夏

夢を食べるしあわせ

ゐめに行き、生き、逝きて愛して



BORED GIRL, RED ASTER

さびしがり屋は二度笑う

くちびるに淡きのくちづけ

夢が 醒めない

【規則に従って、清く正しくハメを外しましょう】



ガロップの魔法は駆け足で過ぎ去るので。

ストローで夢を食む

蜜飴 密雨

有罪Maria

少年Dの陳情



日常で一番罪を重ねている瞬間が食事をしているときだって言うのに、

日常で一番死に近づく瞬間が眠っているときだって言うのに、

テミスの瞳は泪色

死ぬまでやってやるよ
(それが”生きている”者の特権なんだろそうなんだろ)

仔山羊の水色てぶくろ



「ここから飛び降りてくれたら好きになってあげる」

静止の中に死は生きる――Vanitas

不思議の国のデリンジャー現象/英名:Alice Dellinger Phenomenon

純白は最高の漆黒

まどろむ星の電線五線譜のきらきら



その瞬間に人生の哀愁と殺意を見る

あるがまま、語る言葉は灯台のうた

少し生きてみたかった 少し行きて見たかった

『放さない』なんて嘘ね⇔嘘でもいいんだってさ

お前が幸せならそれで結構です



幸せに生きてごらんよ

人の幸せを願ったくらいで(幸せになれるなんて思うなよ)

とろとろ ももの どるちぇ

そしたらきっとこの声の欠片が

「いっそ壊してくれたら楽です」と少女はキャンディーを投げる



サックスブルーリボンと嘘と逃走

少女エピグラム

愛は惜しみなく謳う

真夏の碍子は角砂糖

私の中ではずっと、美しく、祈りの狂気に満ち満ちて、
えいきゅうにかがやきつづけてくれることでしょう。



ラララ 真っ白な中できみのサファイアにキスするまぼろし

昇天するほど白紙に堕ちる夜

あおむらさきに 赦しを乞うて

生きています、いま私は、ここでただ。

君よ、幸せなれ。 (この身など、見えないふりをしてくださいね)



「さよならのまえに、いっかい死んできてくれる? お嬢さん?」

くちづけ、マカロン色の夢を見て

氷のなか、白に沈没するアメジスト

人生は終わるためにあるのです。

終わらない午後のやさしい世界



「君が幸せになれるまで、ここにいてあげる」

盲目少女の宣戦戦線

Cinderella Chandelier Shangri-la

堕ちておいでよこの手の中に

どこにもないの、あなたのしるしが



ちょうちょ舞います、月下の匣の中

バスルームで華中溺死

沈む中で君の冷えた手と命の綾取り。

デストルドーによる生への本能の講義を聞くは天使

雨の日にひとりぼっちは、さぞつらいでしょう



もう少し、ベイビィピンクの足音を待つ

ゆきのなかでも君は花色

手を繋ぎましょう、君の瞳の中に落ちていく準備は出来ています。

箱庭と手のひらにも物語はある

「ほんとはね、お手紙じゃなくて私を届けたいのだけど」


愛ゆえに で全てが赦されたのなら、とっくに私の周りは血の海

君が憎いから、君を僕にしてしまおう
(君は僕の中で僕になって 僕はあの子に愛してもらえるんだ)

白羽、ダイブします ご注意ください。

大丈夫よ、日が暮れるまで 二人はくれない
(※"紅"でも"暮れない"でも)

深く深く眠りましょう、闇は白いよ 瞼を閉じれば



糸で絡める白露は酸素不足

不均一な机、舞い上がる埃に青春の影を見るべし

薄汚れた白い靴、世界までもが灰色です。

夜明かりの中でひとつになれるの、リボンから落ちるように

「歩くより走るほうが、早く幸せに辿り着くんだよ」



黒に片足浸して、春風に吹かれて

かわいいきみには、あたたかいまほうをあげる

Like a Junkie hi-fi Radio!

Selfih drowned Fish. (溺れます、溺れます、己が望んだ欲の中)

すこしくらい、夢見たっていいでしょ



灼熱の中、あなたの腕だけ探してる

しあわせになれるなら、だれでもいい

跳ね上がる後光と 君の指先の地平線

忘却は忘恋の証

ゆきよふれ、ふれふれ 街もわたしも埋めつくしてさ



ページの端を 捲って反転

わたしのしあわせより、あなたのしあわせを いのりたいのに

I run with you, without your love. (私は生きる、君の愛など知らぬまま)

走れ、どこか知らない場所へたどり着くトワイライト

ごめんなさい、でも愛してる



悪夢再び。

さよならのうたと深窓令嬢の独白

くちびるから流れ出して それは私の歴史となって

文字の渦で本の海

体育祭に恋愛競争はありません。



幸せのメロディはメリーゴーランド色

ああねえ、僕は堕ちてしまったの?

一歩踏み出して 青空に着地。

しろうさぎ くろうさぎ 歯車の世界を駆ける

木枯らしに乗って 枯葉色のステップ



しあわせは夜の帳の向こうに

己に祈る為の神はおらねど

忘却 焼却 歪曲 舞曲

名などなくとも君は 君だ

禁忌ほど甘い果実無し



さようならすら言えない わたしを許して

悲劇は始まったばかり

本当に悲劇は始まったばっかりだった

目を閉じて、あなただけがそこにいると

片足だけ羽



散るのは命か桜木か

あなたの声が、鎮痛剤。

捕らわれることも時として善

それは乙女の為せる業ということで。

ゆっくり年月を重ねていきましょう



透明な声が 私を呼ぶの

きっとそれは間違いなのだろうが、

Glowly grow, scarlet dizziness

眠る 眠る しろの中で

もう忘れないで 愛しい人



愛だもの。

セプテンバァに少女が見る夢

檻の中、叫べども嘆けども

恋する前に世界を変えろ

折れるなら、折れてしまえ



堕ちるなら果てまで、眠るなら底まで

遠い世界のあなたにも届くように

「思春期の夢なのですよ、真夏の夜の夢」

終わりなき愛を、ありったけの思いを きみに!

君の笑顔が咲くように



足の生えた人魚姫のように

宵闇の中で君の温もりに墜落

全くご縁のなさそうな話である

神がかった選出

さぁ、黒を纏って真夏の夜の夢



その眼差しは、星を射る

みんな一緒がいちばんすてき

君が世界でいちばん愛しいと知った

君のために生きていくと決めた

終わり無き攻防戦



本の森で迷子になるのは 君か私か

Busy disease! (忙しいご病気)

海の青は君のいろ

無垢なるはうつつの夢

桜舞えば新たなページに夢描いて



ダイナマイト爆発の4秒後

ハッピーバースデイに謝罪

「君だけはどこにも行かないで」

「反則です。 プラス一点」

ごめんあそばせ、時間がないの。



世界は極彩色に彩られる

明日、憂鬱にて候。

About The Public sadness(公共での悲しみについて)

森の中に紛れて 君を愛す

影に紛れて君を待つ



優雅なる監禁生活

あのこがほしいの(あのこじゃわからない)

あたしは仔猫

あたしは鳥篭姫

追われるアリス

最近うすうすは気づいていたこと



少女の咆哮

みえるもの、みえないもの

夢見たはなしについて

乱れ飛ぶ煩悩。

誇らし気に貴方の名を掲ぐ!



虹色ピルエット、くうるり くるり

どこかへ行きたかった、どこへも行けなかった。

いく場所が無いって言ったら、あなたは笑うかな

流れる月日を流星に変える

きりきり光る冬に真夏を!



愛される、焦がれている

天地逆転狂想曲

碧い あなた 溺る

あなたの青に焦がれて飛び立つ

Goodbye, My sweet sweet....



嗚呼、の一言で彼女は殺されてしまったのだろうか

あまりにも明日は遠い

あなたが”かわいそうに”と哀れんでくれればいいのに

歪め、歪む程に愛し。

きっと僕らはこの未来を越える



目から星が散れば いいのに

あなたなしでも世界は廻る

オペラの理不尽〜悲喜劇リブレット〜

エスケープの魔法

ぐるるのピアノのワルツと仔猫を