踊り続けたいのです




プラズマティック・カノジョ

群青を超えていけ

傷を孕んでエメラルド

君が投げれば星の銀貨

三秒以内に召し上がれ



眠れない羊

たおやめ語り

そのみかづきの、かりそめの。

籠の中の女

傷付いてくれる君が好き



真っ直ぐ刃を走らせることの重要性について

ひとしずくの奇蹟を讃えよ

正気で死ぬには早すぎる

棺屋マリィの独白

うみべのおてがみ



密やかであるように

剥製メモリアル

鳥籠ホテル

美しいまま終わらせて

A perfume which a high-flyer loved《とある娼婦の愛した香り》



うつくしのゆめ

さよならの前に殺せ

にせものはたべられない

君の瞳に恋する運命

綺羅星分度器



triple rainbow phenomenon《三重虹現象》

神は私を助けない

首吊り地獄へ綱渡り

レンチン・ラブ:簡易性恋愛

青月、湖に沈む



涙を凍らせ君に降らそう

花が、花が、花が(目から口から指先から)

電光ルビー

祈る指は全部折れた

罪は償っても罪



夜半、月草に染む我が涙

千切って契って幾百年

月夜の見習い

後朝(きぬぎぬ)の月

上手く歌えるのは吐息だけ



オンボロコイゴコロ

カルネ・コロナ《肉の王冠》

藍より深く愛してください

らぶりぃ・ぱんでみっく

菫シロップ桜水晶



かつて姫君だったキミへ

ミス・アリスのお薬

舌先で掬ってよ

ワルツ、シュトラウス、ワルツ。

チョコレート・ファンタジー



フリルのひだより、愛を込めて。

りんご色おとめ

手放す事だけ簡単だった

祈りの指、罪を溶かし給へ

輝く水面の煌めき、ひとつ。



まぶたの裏のきらきら星(つまり物語のはじまり)

幾星霜の葬送

ヴェイルを重ねて抱きしめて

パラドック的パラノイア

ひらひら、ひとひら、あいをください



君の音、手触り、忘れたくなかった全て

スターダストの吐息

流れ星、きみに落ちた

終わらないさよなら

高く掲げて、光を もっと



呼吸する光

どしゃ降りクリスタル

舌で転がす花言葉

あなたを想えば薔薇が咲く

fairy-tale farewell



罅割れ涙

きらめきの継ぎ目

一千一億の記憶とひかり

なみまにさざなみにあい

さよなら、青き日々よ



届かないから美しい

僕ら始まりすら嘘にした

ブランデー漬け角砂糖 〜火遊び編〜

この海の先の泪

この愛が憎しみに変わればいいのに(そうしたら、もっと、ずっと、きっと)



君で輝くダイアモンド

ホログラム・アイ

砕け散る夕星《ゆうづつ》

豪雨と銀の鈴

Last Lust



氷砂糖でエンゲージ

老いぼれ悪魔と孤独な魔女

ロマンスが始まらない

飛んでって、連れてって。

永久の国の王さま



羽ばたく人へ

歌声は蝶になる

君が泣いてくれれば幸いであったのに

薔薇を吐き出して、涙して。

朝を生きる



美しさを紡ぐということ

ドラジェの小石でおうちへ帰ろう

アネモネと涙

震えるほど愛しても

儚いのなら溶けてしまおう